祭囃子について


京都の夏の風物詩の「祇園祭」約1ヶ月間に渡っておこなわれるこの祭は
京都の三大祭の一つとして挙げられると共に、日本の三大祭の一つでもあります。

1ヶ月の間に様々な行事がおこなわれますが、大きく分けてやよいの本店近くに
ある八坂神社が主催するものと、山鉾町が主催するものに分けられます。
祇園祭といえば山鉾が有名ですが、この山鉾行事が山鉾町が主催する行事で、
国の重要無形民俗文化財にも指定されています。

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一方、八坂神社では能舞台で山陰地方の伝統芸能である石見神楽の奉納がおこなわれます。
この石見神楽は国の無形文化財に指定されていて、八坂神社の主祭神スサノオノミコトが
ヤマタノオロチを退治して悪霊を祓ったという神話を演じます。

祇園祭でおこなわれる様々な神事・行事も魅力的ですが、京都の和菓子屋さんなどではこの期間中にしか販売されない祇園祭限定の商品などもありますので、こちらも行事と合せて見逃せません。


やよいでもこの祇園祭の期間中の7/10~7/18の期間限定で「祭囃子」という商品を販売しております。京都の夏らしい涼しげなスダレの折に、やよい定番の「おじゃこ」と、とうがらしの葉のピリッとした辛さが人気の季節商品「葉とうがらしちりめん」の詰め合わせでちょっとした贈り物や手土産にピッタリです。

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パッケージには“蘇民将来子孫也”と書かれた短冊の護符が貼られています。

この”蘇民将来(そみんしょうらい)”の由来ですが、八坂神社の祭神であるスサノヲノミコトが南海を旅したときに、将来(しょうらい)家の二人の兄弟に一晩泊めて貰えるようにお願いしましたが、裕福であった兄の巨旦将来(こたんしょうらい)は、スサノオの貧しい旅人のような姿を見るなり断る一方、弟の蘇民将来(そみんしょうらい)は貧しい生活を送っていましたが、暖かくおもてなしをしたそうで、そのおもてなしに感動したスサノオは、蘇民将来の子孫は疫病から守るように約束したことから作られたということです。

やよいではこの蘇民将来のようなおもてなしの心をもって、る方、贈られる方が暖かい気持ちで繋がるように一つ一つ丁寧に商品をお包みしております。

京都の一大イベントである祇園祭にお越しの際は、是非本店へお越しくださいませ。
心よりお待ちしております。

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