マムシ草

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こんにちは、本店の山中です。 11月に入り、めっきり肌寒くなってきましたね。

紅葉のピークはもう少し先ですが、変わりに本店のお花を紹介したいと思います!

こちらの赤い実、名前はマムシ草といいます。サトイモ科の多年草で、5月頃に花を咲かせ、秋になると真っ赤な実が熟します。

偽茎の模様がマムシのように見えることから、この名前がついたようです。

右のピンク色をしたものは、真弓という花の種です。 5〜6月に小さな淡黄緑色の花をつけ、秋には赤い皮に包まれた種子をつけます。

真弓の木は材質が強いうえによくしなる為、昔から弓の材料として知られ、まゆみという名前の由来になりました。

まゆみという漢字は「檀」とも書き、弓の材料であるとともに紙の材料にもなります。このまゆみからできる紙は「檀紙」と呼ばれ、縮緬状のしわのある高級和紙で、昔々、徳川将軍の朱印状(命令文書)にも使われていたそうです。

現在では紙の材料としてではなく、印鑑や櫛の材料としても利用されているようです。

いかがでしたか?ご来店の際には、四季折々のお花もぜひご覧になって下さいね!