~祇園祭~


コンコンチキチキン、コンチキチン…と京都の町中を包む祇園囃子。

7月の京都は祇園祭一色です。祇園祭とは本店からもほど近い八坂神社のお祭りで、日本三大祭の1つで山鉾と呼ばれる大型の山車が京都の中心部を練り歩くのが特徴です。

はじまりは869年全国的に疫病が大流行した時に、人々が神泉苑に当時の国の数にちなんで66本の矛を立て、御霊会を行い神様に疫病を鎮めてもらおうとしたのが祇園祭の起源と言われています。
その後、御霊会は毎年行われるようになり時代と共に祭りの要素も加わり、民衆の祭となりました。
民衆が主体となって行く中で、神輿も盛り立てるべく現在の様な山鉾巡行が登場しました。
富裕な民衆らによりゴブラン織や西陣織などが懸装品に用いられるようになり、山鉾は競うように豪華になっていきました。

そして、毎年多くの人々の手により蔵出し、組み立て、巡行、解体、収蔵が行われます。山鉾の出来上がりは煌びやかでとても迫力がありますが、祇園祭保存会や、町内会、大工が様々な技量を発揮している組み立て作業も見物です。

また、祇園祭は山鉾だけでなく男衆がホイットー、ホイットーと言う掛け声で神輿を頭上高く差し上げる熱気と迫力に満ちた神輿洗もあります。やよい社長は神輿洗い式のおせんどさんとして毎年京都を神輿と一緒に練り歩いています。

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本店には、祇園祭にちなんで厄除けの粽や檜扇の花を飾っております。檜扇には真っ黒な実がなることから一説に魔除け・厄除けの願いを込めてこの時期に生けるとも言われています。

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皆さんも祇園祭にお出かけの際は、是非自分に合ったご利益を探してみてはいかがでしょうか?

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